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回顧



ハローハロー 生きてますか

一歩を踏みしめて 生きてるね


重厚で難解なテーマがあえて淡々と語られる事で、
象徴的な「悼む人」の存在が静かに自分に重なってゆく。
ありふれた死、人の生の哀しみ、
個と集合体の絶望的に決定的な溝を埋めるべく描かれた、救済の形。
「善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語」


悼む人


「悼む人」 /天童荒太




イチロー選手 拝みました


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2009.03.25(Wed)



忍術



松尾芭蕉の忍者説はさて置き

冷血で残忍、非道で最強の伊賀忍者。
織田家、天下の大泥棒、お国さん。
どこか間が抜けていて愛嬌があり、
個性ある魅力的なキャラクター達の立ち回りが壮絶かつ痛快で、
史実に添いながらも軽快に、表現豊かにストーリーが展開され、
映画のように頭に映像が広がっていく、圧巻のエンターテイメント。
前作「のぼうの城」同様、人気の高い歴史人が登場していながら
歴史の中の有名でない部分に視点を置くのもおもしろい。
どちらも爽快な娯楽小説。次回作にも期待。


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「忍びの国」/ 和田 竜


2009.03.24(Tue)



足跡



例えば、核やウイルスや災害で
人類が地上から消え去ったと仮定する。
2週間で電力供給は停止し原発は臨界し、
しかし3ヶ月で地球はそれを回復する。
100年で都市は森になり、千年の間に
プラスチックは燃えて無くなる。
最後に地上に残る人類の痕跡は、
万里の長城やギザのピラミッドといった
過去の大いなる遺産、という皮肉。
やがて、氷河期が訪れて、、


江戸川乱歩への偏愛を熱弁する文学女子や
張り裂けんばかりのソウルフルシンガーが
一時的に動物の求愛行動にしか見えなくなるような
文系が一時的に病的なまでに理系思考になり
果ては宇宙思考に陥ってしまうような科学小説。
船を襲撃するクジラ、都市を侵略するカニ。
そして未知の知性体からのコンタクト。
上の”仮定”における部分を科学的に、骨太に、恐ろしいほどの
説得力で作り上げ、人類の滅びゆくさまを紡いだ叙事詩スペクタクル。
映画には映えるでしょう。
しかし今年もサーフィンには行けません。


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「深海のyrr」 /フランツ・シェッツィング




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2009.03.23(Mon)





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